作品紹介

昭和初期、ところは大阪千日前。活動弁士を夢見る明、作家を目指す貞夫、彼らを応援する美智子。

戦争に翻弄されながら生きる、日米開戦、出征、大阪大空襲・・夢を語ることすら止められた。

無声映画から、歌が、音楽が、笑い声が聞こえてくる。

「悲しかったら泣いたらええ!面白かったら笑ろたらええ!」

あの時戦争前夜に立ち会う。何が起こったのか、何を思ったのか。